誤操作防止機構
運転者が誤操作をしないようにする機構である。5速変速機では、走行中に5からRにシフトしてギヤ鳴りする誤操作防止のため、5からNは可能で、Nで一方向へ一度セレクト後にNからRにシフトできる機構としている(リバース誤操作防止機構)。ATではエンジン始動後にRやDレンジで急発進する事故があり、ブレーキとアクセルの踏み間違いが原因であったので、その誤操作を防止するため、ブレーキペダルを踏まないとPレンジからRやDレンジにシフトできない(シフトロックシステム)。MTでは、クラッチを踏まずにキーをオンにしたとき、エンジンが始動し発進して事故が発生しかねないので、その誤操作を防止するため、クラッチペダルを踏まないとエンジンを始動しない(クラッチスタートシステム)。
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