語種による制約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 07:58 UTC 版)
連濁を起こすのは原則として和語であり、漢語では稀、外来語では極めて稀である。すでに和語の例は示してあるので、ここでは漢語と外来語の例を示す。 漢語では、一般化・日常化した一部の語は連濁を起こす。 かぶしき + かいしゃ → かぶしきがいしゃ(株式会社) ふうふ + けんか → ふうふげんか(夫婦喧嘩) の + きく → のぎく(野菊) こし + きんちゃく → こしぎんちゃく(腰巾着) わさび + しょうゆ → わさびじょうゆ(山葵醬油) 外来語はほとんど連濁を起こさないが、比較的早い時期にポルトガル語などから入ってきた、外来語と意識されにくい語では連濁が起こることがある。 あま + かっぱ(葡: capa) → あまがっぱ いろは + かるた(葡: carta) → いろはがるた
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