語結合の構造による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 17:16 UTC 版)
1. 単純結合 1つの主軸構成素と1つの従属構成素からなる語結合。単純結合はさらに2項結合・3項結合・4項結合に下位区分される。 2項結合:читать книгу(本を読む)など。 3項結合:дать книгу брату(弟に本をやる)など。 4項結合:перевести книгу с русского на японский(本をロシア語から日本語へ翻訳する)など。 例えば「дать книгу брату(弟に本をやる)」の場合、「дать(やる)」が「книгу(本を)」と「брату(弟に)」を別個に従えているのではなく、ひとまとめにして従えていると見て、「книгу брату(弟に本を)」全体が1つの従属構成素と考える。 2. 複合結合 1つの主軸構成素に2つ以上の従属構成素が従属した語結合。 новый дом брата(弟の新しい家)、увлеченно читать книгу(本を熱心に読む)など。 3. 組み合わさった結合 ある語結合の主軸構成素が別の語結合の従属構成素になっている語結合の複合体。 читать интересную книгу(面白い本を読む)など。
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