語幹用法の作り方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/26 06:30 UTC 版)
古典語においては、感動詞「あな」などとともに用いたり、語幹の後ろに終助詞「や」などを付けたりすることが多い。 古典語の語幹用法の例うれし→あな、うれし(『竹取物語』火鼠の皮衣) めでたし→あな、めでたや(『徒然草』236段) うまげなり→あな、うまげ、ただ一口(『今昔物語集』巻27の15) 現代語においては、語幹用法を文字化する際、末尾に小書きの「つ」を添えることがある。しかし、促音は前後の音節に挟まれていなければ発音できないので、実際には促音ではない。語幹の部分を長音化させることも多い。 現代語の語幹用法の例早い→はや!/はやー!/はっやー! 痛い→いた!/いたー!/いったー! 怪しい→あやし!/あやしー!/あっやしー!
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