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詩森ろば

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 07:44 UTC 版)

詩森 ろば
2018年3月13日、芸術選奨贈呈にて(右)
プロフィール
誕生日 1963年(61 - 62歳)
出身地 日本 宮城県仙台市
(育ちは岩手県盛岡市
活動期間 1993年 -
主な作品
テレビドラマ 御上先生
映画 新聞記者
舞台 serial number」の作・演出
受賞
2013年読売演劇大賞優秀作品賞
2016年紀伊國屋演劇賞個人賞
2017年芸術選奨文部科学大臣新人賞
2020年日本アカデミー賞優秀脚本賞
2021年読売演劇大賞優秀演出家賞
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詩森 ろば(しもり ろば[1]1963年[2][3][4] - )は、日本劇作家舞台演出家脚本家[5]。演劇ユニット「serial number」主宰[6]

人物・来歴

宮城県仙台市に生まれ、小学生のときから岩手県盛岡市で過ごす[2]岩手県立盛岡第一高等学校[4]を卒業後に上京する[3]

1993年、 劇団風琴工房旗揚げ。以後ほとんどの脚本とすべての演出を担当[7]。2018年より劇団名を改名し、演劇ユニットserial numberとして活動している。

全国どこへでも飛び回る綿密な取材で、多彩な題材を他にない視点で立ち上げる。外部作品提供も多数[8]

作風

詩森が演劇で扱ってきた題材は歴史劇金融、福祉車両の開発、コンドームの開発、アイスホッケー死刑制度、マイノリティ、将棋と多岐にわたるが、詩森自身は2025年に掲載されたインタビューの中で「でも、たぶん書きたいことはひとつ。私が伝えたいのは『それでも人は生きていかなくちゃいけないよね』ということ。人間が生きていること、生きていくために明日につなげていく何かとか。それを書きたいから、題材がカラフルになっているのかもしれません。いちばん大事なのは命。文化芸術は、命を守るためのものだと思っています」と話している[9]

フィルモグラフィー

映画

テレビ

著書

脚注

  1. ^ 日本アカデミー賞の優秀脚本賞に詩森ろば、高石明彦、藤井道人の「新聞記者」”. ぴあ. 2021年9月16日閲覧。
  2. ^ a b 憲法とメディア  インタビュー(1) 劇作家、演出家 詩森ろばさん”. 憲法とメディア (2020年6月7日). 2021年9月17日閲覧。
  3. ^ a b “だいあろ~ぐ:東京彩人記 芸術文化の灯守って 劇作家、演出家 詩森ろばさん /東京”. 毎日新聞 地方版. (2020年6月10日). https://mainichi.jp/articles/20200610/ddl/k13/040/010000c 2021年9月17日閲覧。 
  4. ^ a b “第63回岸田國士戯曲賞最終候補8作品が決定”. SPICE. (2019年1月24日). https://spice.eplus.jp/articles/225136 2021年9月17日閲覧。 
  5. ^ ""民放ドラマ初"で日曜劇場『御上先生』に抜擢! 話題の脚本家は「以前は派遣登録の仕事で生計を」「テレビなし生活15年」". Smart FLASH. 光文社. 10 February 2025. 2025年2月10日閲覧
  6. ^ serialnumber公式サイト
  7. ^ アーティスト・インタビュー:詩森ろば(劇作家、演出家)”. Performing Arts Network Japan (2015年4月1日). 2021年9月17日閲覧。
  8. ^ 詩森ろば | [日本劇作家協会] 戯曲デジタルアーカイブ
  9. ^ “民放ドラマ初”で日曜劇場『御上先生』に抜擢! 話題の脚本家は「以前は派遣登録の仕事で生計を」「テレビなし生活15年」”. SmartFlash (2025年2月10日). 2025年2月23日閲覧。

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