証券化の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 02:39 UTC 版)
日本において、昭和恐慌の際に法制化された抵当証券との違いは以下の証券化の枠組である。 オリジネーター : 証券化する債権を保有している金融機関。 サービサー : 証券化された債権を管理し、貸付金の回収、担保の処分、投資家への元利金の支払いなどを代行する会社。日本ではオリジネーターがサービサーを兼ねる場合が多い。 特別目的事業体(SPV) 最も単純な証券化スキームは、SPVとして信託を採用し、オリジネーターが保有する不動産担保融資債権を信託設定し、その信託受益権を投資家へ販売するもの。その他に特定目的会社(SPC)を使った証券化手法は様々存在するが、オリジネーターの信用リスクを遮断し、SPVを倒産隔離しておく必要がある。
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