設計上の各部の名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/04 01:00 UTC 版)
「インボリュート歯車」の記事における「設計上の各部の名称」の解説
歯形となるインボリュート曲線の元となる円を基礎円と呼ぶ。2枚の歯車のそれぞれの基礎円(右図 base circle 1 および 2)の両方に接する4本の線のうち、交差する2本の一方を作用線(同 line of action)と呼ぶ。双方の歯はそれぞれインボリュート曲線(同 s1 および s2)であり、その接する点は回転が進んでも必ず作用線上になる。そして2つのインボリュート曲線の共通接線(同 T)と作用線は直交する。この作用線と両基礎円の中心(同 O1 および O2)を結ぶ線との交点をピッチ点 (同 P) と呼び、各基礎円の中心から半径がピッチ点までの円をピッチ円(同 pitch circle 1 および 2)と呼ぶ。両ピッチ円の共通接線と作用線の成す角を圧力角(同 alpha)と呼ぶ。
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