記憶日・記憶する聖堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/05 00:56 UTC 版)
顕栄祭は、ユリウス暦を使用する正教会(エルサレム総主教庁、ロシア正教会、グルジア正教会、日本正教会など)では8月19日、修正ユリウス暦を使用する正教会(コンスタンディヌーポリ総主教庁、ギリシャ正教会、ルーマニア正教会など)では8月6日に祝われる。 詳細は「救世主顕栄大聖堂」を参照 世界中に顕栄祭を記憶する正教会の聖堂(顕栄聖堂、顕栄大聖堂、変容聖堂)および修道院(顕栄修道院、変容修道院)がある。キジ島にあるものやメテオラにあるものなど、世界遺産となっているものもある。日本にも顕栄祭を記憶する聖堂は複数ある。 ロシア語から転写して「プレオブラジェンスキー大聖堂」などの表記が行われる事もあるが、これはロシア正教会の聖堂の名称に使う事は誤りではないものの、ロシア語名であるため、ロシア正教会以外の聖堂に使う事は不適切である。「プレオブラジェンスキー大聖堂」も日本語に訳せば「顕栄大聖堂」である。 ギリシャ語から転写して「メタモルフォシス修道院」「メタモルフォシス聖堂」などの表記が行われる事もあるが、これはギリシャ正教会・キプロス正教会などのギリシャ系の修道院・聖堂の名称に使う事は誤りではないものの、ギリシャ語名であるため、ギリシャ系正教会以外の聖堂に使う事は不適切である。「メタモルフォシス修道院」も日本語に訳せば「顕栄修道院」もしくは「変容修道院」である。
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