親衛隊連隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 09:16 UTC 版)
『親衛隊連隊(SS-Standarte)』は、親衛隊地区の指揮下にあった。SS連隊は通常、親衛隊大佐が指揮を執り、3~4個大隊(Sturmbanne)で編成され、通常1000~3000人の人員からなった。 軍隊と同様、規模は陸軍の連隊に相当しており、第I〜III大隊は常勤部隊として編成され、第IV大隊は予備部隊となっていた。また、一般親衛隊やその下部組織であるSS騎兵連隊、さらには親衛隊髑髏部隊や親衛隊特務部隊といった、全てのSS部隊は連隊ごとに分けられていた。 SS特務部隊では、1935年以降、陸軍の水準に達するために独自に再編が行われたが、これはSS長官ハインリヒ・ヒムラーから不興を買った。1945年の時点で、一般SSの徒歩連隊は公称では127個連隊となっていたが、そのほとんどは白紙の存在であり、ヒムラーが定めた目標水準にさえ達していなかったという。
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