HLB値
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HLB値(エイチエルビーち、英: Hydrophile-lipophile balance value[1][2][注 1])は、非イオン性界面活性剤の水と油(水に不溶性の有機化合物)への親和性の度合いを表す値である。親水性親油性バランス(しんすいせいしんゆせいバランス)ともいう[5]。HLB値は0から20までの値をとり、0に近いほど親油性が高く、20に近いほど親水性が高くなる。
注釈
出典
- ^ Griffin 1949, p. 311.
- ^ a b “Hydrophile-Lipophile Balance Value - an overview” (英語). ScienceDirect. 2022年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月11日閲覧。
- ^ a b Davies 1957, p. 426.
- ^ Davies & Rideal 1963, p. 371.
- ^ 化学大辞典編集委員会 編「親水性親油性バランス」『化学大辞典 4』(縮刷版)共立出版、1963年、921-922頁。doi:10.11501/2529509。ISBN 4-320-04018-X。
- ^ a b 北原 & 古澤 1979, pp. 60–61.
- ^ Griffin 1954, p. 250.
- ^ 氷室 1974, pp. 17–18.
- ^ Griffin 1954, pp. 250–251.
- ^ 早野 1964, p. 37.
- ^ Davies 1957, p. 430.
- ^ Davies & Rideal 1963, p. 372.
- ^ a b c Davies 1957, p. 431.
- ^ a b c d Sherman 1971, p. 155.
- ^ 岡田 1964, p. 435.
- ^ Griffin 1949, p. 314.
- ^ Davies & Rideal 1963, p. 373.
- ^ 北原 & 古澤 1979, p. 63.
親水親油バランス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 14:08 UTC 版)
乳化剤(界面活性剤)の親水性と親油性の相対的強度を表す指標として親水親油バランス(HLB値)が用いられている。HLB値が大きいほど親水性の強度が強い。乳化剤のHLB値が大きいと水中油滴(O/W型)エマルションを形成しやすく、小さいと油中水滴(W/O型)エマルションを形成しやすい。
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