西福寺_(奈良市)とは? わかりやすく解説

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西福寺 (奈良市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:31 UTC 版)

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西福寺
所在地 奈良県奈良市奈良阪町2403
位置

北緯34度42分14.7秒 東経135度50分3.4秒 / 北緯34.704083度 東経135.834278度 / 34.704083; 135.834278 (西福寺)座標: 北緯34度42分14.7秒 東経135度50分3.4秒 / 北緯34.704083度 東経135.834278度 / 34.704083; 135.834278 (西福寺)

山号 迎接山
宗旨 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 貞観年間(859年 - 876年
中興年 慶長9年(1604年
中興 弁誉明雄
法人番号 1150005000194
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西福寺(さいふくじ)は、奈良県奈良市奈良阪町にある浄土宗仏教寺院山号は迎接山。

歴史

寺伝によれば貞観年間(859年 - 876年)に円仁が創建したというが、詳細は不明である。 古くは天台宗に属したようであるが、後に浄土宗となった[1]慶長9年(1604年)に弁誉明雄が中興した。

善城寺・薬師堂

『平城坊目考』『大和名所図会』などでは奈良坂村(現奈良阪町)内に、西福寺に加え善城寺、薬師堂の、合わせて3寺があったことが残されている[1]。 善城寺は西福寺西方数百メートルの場所に跡地とされる場所が伝わるが、『大和名所図会』によると善城寺には阿弥陀如来釈迦如来薬師如来が本尊として安置されていたと伝わっており、今日西福寺に安置されている諸仏は善城寺にあったものとされる[1]。 また今日の西福寺の薬師堂も、かつてあった薬師堂の名残との見方もある[1]

文化財

重要文化財
  • 木造阿弥陀如来立像 - 本尊。木造漆箔の来迎像で平安時代後期に造られた。
  • 木造釈迦如来坐像
  • 木造薬師如来坐像
  • 木造阿弥陀如来坐像
  • 木造不動明王立像・毘沙門天立像

以上の各像はいずれも平安時代後期の作[1] いずれも本堂に安置されている[1]

境内

堂宇

名号石碑

その他

アクセス

ギャラリー

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 山田熊夫 編 『奈良町風土記 正編』豊住書店、1976年、134頁。ISBN 4-88617-005-6 

関連項目

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