西瓜天神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 18:36 UTC 版)
西瓜天神(すいかてんじん)は、岡村天満宮で作られている郷土人形である。大正末期に蒔田在住の人形師村沢春吉が、両袖を跳ね上げ、切ったスイカを思わせる形状の陶器製人形を試作し、本神社に持参した。この人形は信仰の対象として授与されることになったが、戦争により途絶えた。戦後、粗悪な模造品が出回るようになったが、戦前の正規品は手元に残っておらず復活できずにいた。1932年、民家の神棚から見つかり、陶器店の手によって再び作られるようになった。後継者難から製作が中断された時期もあったが、1990年ごろより宮司と人形職人により復活し、1月23日の初天神祭で販売されている。
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