西方寺_(横浜市)とは? わかりやすく解説

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西方寺 (横浜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/27 03:56 UTC 版)

西方寺
山門と本堂
所在地 神奈川県横浜市港北区新羽町2586番地
山号 補陀洛山
院号 安養院
宗派 古義真言宗
本尊 阿弥陀如来坐像
創建年 建久5年(1194年
開山 勝賢
中興年 明応4年(1495年
中興 継眞
正式名 補陀洛山安養院西方寺
札所等 横浜七福神(恵比寿)
子年観音霊場(旧小机領三十三所観音霊場)第十五番札所
武相不動尊二十八所第九番札所
文化財 注大般涅槃経 等
公式サイト 真言宗 西方寺
法人番号 4020005000411
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西方寺(さいほうじ)は、神奈川県横浜市港北区新羽町にある真言宗の寺院。山号は補陀洛山、正式名は補陀洛山安養院西方寺。[1][2]
横浜七福神(恵比寿)、子年観音霊場(旧小机領三十三所観音霊場)第十五番札所、武相不動尊二十八所第九番札所である。

本尊

歴史

建久5年(1190年)、東大寺別当であった勝賢僧正により、現在の鎌倉市笹目ヶ谷に創建。
後に極楽寺創建の頃、近くの極楽寺坂切通へと移る。
ところが、鎌倉時代の終焉とともに極楽寺の寺勢は衰退し、明応4年(1495年)、継眞により新羽の当地へ移り、現在に至る。[1][2]

文化財

国指定重要文化財
県指定重要文化財
横浜市指定有形文化財
  • 本堂(享保6年(1721年)、横浜市指定有形文化財)- 平成19年(2007年)に完了した解体修理で、創建当初の茅葺に復した。[2]
    • 内陣杉戸十二枚 雲中供養仏画、外陣杉戸八枚十六面 四季花鳥図(享保年間、横浜市指定有形文化財)
  • 鐘楼(宝永5年(1708年)、横浜市指定文化財)
  • 山門(弘化年間(1845年-1848年)、横浜市指定有形文化財)
  • 十一面観音菩薩立像(平安時代後期、横浜市指定有形文化財)- 元々当地にあった観音院に祀られていた像。[2]

所在地・交通

神奈川県横浜市港北区新羽町2586番地

脚注

  1. ^ a b 新編武蔵風土記稿 新羽村.
  2. ^ a b c d e 西方寺縁起.
  3. ^ 神奈川県教育委員会 文化財保護課『神奈川県文化財目録』神奈川県教育委員会 文化財保護課、1990年3月1日、187頁。 
  4. ^ 平井誠二『わがまち港北』『わがまち港北』出版グループ、2009年7月7日、167-168頁。 

参考資料

外部リンク

座標: 北緯35度31分38.8秒 東経139度36分25.1秒 / 北緯35.527444度 東経139.606972度 / 35.527444; 139.606972




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