西光寺 (福岡市)とは? わかりやすく解説

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西光寺 (福岡市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 09:31 UTC 版)

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西光寺
所在地 福岡県福岡市早良区内野2-7-13
位置 北緯33度29分56.9秒 東経130度20分17.8秒 / 北緯33.499139度 東経130.338278度 / 33.499139; 130.338278座標: 北緯33度29分56.9秒 東経130度20分17.8秒 / 北緯33.499139度 東経130.338278度 / 33.499139; 130.338278
山号 狐峯山
宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 文明元年(1469年
開基 天海
文化財 梵鐘(国宝)
法人番号 8290005000736
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西光寺(さいこうじ)は、福岡県福岡市早良区にある浄土真宗本願寺派寺院山号は狐峯山。梵鐘は国宝に指定されている。

文化財

国宝

梵鐘
総高136.3cm、口径77.5cm。鐘身に陽鋳された銘文により承和6年(839年)の作と判明する。銘文から製作年代が分かる日本の梵鐘のうち5番目に古いものである[1]。銘によれば伯耆国鴨部郷(鳥取県西伯郡南部町鴨部)の金石寺の梵鐘として造られた。江戸時代承応(1653年前後)頃は出雲大社に、その後明治22年(1889年)までは島根県神門郡(現出雲市)の多福寺・松林寺にあり、明治30年(1897年)西光寺に納められた。上帯と下帯(鐘身最上部と最下部の水平帯)に唐草文様を鋳出する。竜頭(最上部の吊り手部分)は、蓮弁を伏せて重ねた上に斜め上向きの竜を配したもので、他の鐘にみられない独自の意匠である。[2][3]

交通

脚注

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  1. ^ 最古は妙心寺鐘(698年)、以下興福寺鐘(727年)、劔神社鐘(770年)、成田市出土鐘(774年)と続く。
  2. ^ 『新訂 梵鐘と古文化』、pp.54 - 56
  3. ^ 『週刊朝日百科 日本の国宝』23、pp.2 - 82 - 83

参考文献

  • 坪井良平『新訂 梵鐘と古文化』、ビジネス教育出版社、1993
  • 『週刊朝日百科 日本の国宝』23、朝日新聞社、1998

関連項目




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