複数の国旗を掲げる際の慣習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:13 UTC 版)
複数の国旗を掲げる際は国旗の大きさは同一にして掲げる。但し、縦横の比率が異なる等で大きさが合わないならば、縦の長さか面積を合わせる。 旗竿の高さ(長さでは無い)は同一にする。 1本の旗竿に複数の国旗を併掲する事は、下段に掲げられた国は上段の国の属国扱いとする意味を持つので、この掲揚方法は重大なマナー違反であり、タブーとされている。1本の旗竿しかない場合は先端に横棒を設けて高さを同一にする。 団体旗などと併掲する場合は団体旗より国旗の方が大きく、なおかつ高い位置に掲げなければならない。(国旗より高い位置に掲揚したり、大きいものであってはならない)国旗と団体旗の2枚での併掲の場合は国旗を上位とする。 3国以上の国旗を掲げる場合、建物の内側から見て右側から、 国連方式表記のアルファベット順に配列する。国の数が奇数の時は、自国の国旗を中心にして 外国旗を国連方式表記のアルファベット順に左右交互に配列する方法もある。 国際連合旗については、1947年10月に決定された国際連合旗規定により「他の旗と共に掲揚する場合、他のいかなる旗も国際連合の旗よりも高い位置に掲揚されてはならず。また、旗の大きさも国際連合の旗より大きいものであってはならない。」と定められている。
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