複数の名前空間を使って記述されたXML文書の妥当性を検証する
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 16:40 UTC 版)
「Namespace-based Validation Dispatching Language」の記事における「複数の名前空間を使って記述されたXML文書の妥当性を検証する」の解説
現在作成されているXML文書の多くは、単一のXML名前空間に基づいているが、複数の名前空間に基づいてXML文書を記述することもできる。XML文書を構成する要素は、それぞれ、その要素が由来する名前空間に属する。 従来の単一の名前空間しかサポートしない妥当性検証のしくみでは、複数の名前空間を使って記述されたXML文書の妥当性を検証することができない。 NVDLの目的は、複数の名前空間を使って記述されたXML文書の妥当性を検証するしくみを提供することである。NVDLの妥当性検証器 (NVDLのバリデータ) は、複数のスキーマを使って記述された (すなわち複数の名前空間を使って記述された) XML文書の妥当性を検証することができる。NVDLの妥当性検証器は、検証の対象となるXML文書の要素が属する名前空間に応じて、対応するスキーマをきりかえながら、妥当性を検証する。
※この「複数の名前空間を使って記述されたXML文書の妥当性を検証する」の解説は、「Namespace-based Validation Dispatching Language」の解説の一部です。
「複数の名前空間を使って記述されたXML文書の妥当性を検証する」を含む「Namespace-based Validation Dispatching Language」の記事については、「Namespace-based Validation Dispatching Language」の概要を参照ください。
- 複数の名前空間を使って記述されたXML文書の妥当性を検証するのページへのリンク