補助金目的
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 02:10 UTC 版)
2008年末に、指定校推薦などで多数の合格者を出し過ぎ、この上さらに一般入試で合格者を出すと、入学者過多となり文部科学省からの補助金が減額される事態となった。これを防ぐために一般入試から入学者を減らす必要が発生し、その手段として入学意志のない学生で合格者名簿を埋めてしまうプランが浮上した 。同大学の附属高校、大阪桐蔭高校の既に進学先が決定していた優秀な成績の学生数十人を選んで教室に集め、担任を通じてやらせ受験が依頼された。これらの学生らに合計36回にわたり大阪産業大学の経営学部の一般入試を受験させた。これにより実際に入学する学生を減らし、2億円の補助金を受けることができた。やらせ受験をした学生には1回あたり5000円が支給された。
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