裏寺町とは? わかりやすく解説

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裏寺町

読み方:ウラデラチョウ(uraderachou)

所在 京都府京都市中京区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒604-8041  京都府京都市中京区裏寺町

裏寺町通

(裏寺町 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 04:48 UTC 版)

裏寺町通

裏寺町通(うらでらまちどおり)は京都市の南北の通りの一つ。六角通の北から四条通までの比較的短い通りである。

概要

豊臣秀吉京都改造によって、寺町通などと共に作られた通りである。四条道場金蓮寺などの、寺町通沿いの寺院の境内が、縁日の舞台として利用されるようになり、裏寺町通にも見世物小屋芝居小屋が見られるようになった。明治の中頃には、西隣りに新しくできた新京極通が、繁華街となった。[1]

かつては、その名の通りに、繁華街である新京極通の裏道的な通りであり、ショッピングなどに利用されることは稀であった。その転機となったのは、河原町ビブレの開店(1970年10月)と、映画館の京極東宝の改築(1973年7月)である。これらの施設によって、新京極通、蛸薬師通からの人の流れが出来た。

しかし、それも、映画人口の減少と、マイカルの経営破綻によって、一時期低迷する。それが再び活性化されたのは、河原町OPAの開店(1998年11月)である。もちろん、正面玄関は河原町通側に設けられたが、裏寺町通側にも出入口が設けられ、裏寺町通の人の流れの南の起点となった。

六角通から四条通までが、路上喫煙等禁止区域である。

沿道の主な施設

蛸薬師通りより北

東側(北から)

西側(北から)

蛸薬師通りより南

東側(北から)

  • 正覚寺(赤門ビル)
  • 称名寺
  • 西導寺
  • 浄心寺
  • 河原町OPA-1976年までは敷地西側大部分に大龍寺が存在した。[1]
  • みずほ銀行四条河原町出張所‐旧・富士銀行

西側(北から)

最寄駅

阪急線京都河原町駅(通りの南端)、京阪線祇園四条駅地下鉄東西線京都市役所前駅

関連項目

京都市内の南北の通り
西隣の通り
新京極通
北は 六角通上ル まで 東隣の通り
河原町通
裏寺町通
南は 四条通 まで
  1. ^ a b c d e f g 竹村俊則『新撰京都名所図会 巻4』白川書院、1962年。 
  2. ^ 『大龍寺史』大龍寺、1977年4月3日。 


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