血液所見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 09:08 UTC 版)
おおむね正常であることがこの疾患の特徴である。すなわち、血小板減少はなく(白血病、血小板減少性紫斑病との鑑別)、プロトロンビン時間(PT)、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)の延長も示さない(血友病との鑑別)。出血時間は正常。毛細血管抵抗試験(ルンペル・レーデ試験)陽性。凝固第XIII因子の活性低下を認めることがあるが、一般的な検査項目ではない。また、A群β溶血性連鎖球菌感染症後では、抗ストレプトリシンO(ASLO)抗体、抗ストレプトキナーゼ(ASK)抗体の上昇を認める。
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