えぞのこんぎく (蝦夷野紺菊)



●わが国の北海道に分布しています。本州以南に見られる「ノコンギク(A. ovatus var. ovatus)」の北方型です。山野や道ばたなどに生え、高さは60~120センチほどになります。葉は長楕円形から卵形で互生し、縁にはわずかに鋸歯があります。葉の両面には短毛があり、葉の中部から下が急に細くなります。8月から10月ごろ、分枝した枝先に直径25ミリほどの薄紫色の頭花を咲かせます。舌状花は20個以下です。
●キク科シオン属の多年草で、学名は Aster ovatus var. yezoensis。英名はありません。
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