蘭渓道隆とは? わかりやすく解説

蘭渓道隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 09:15 UTC 版)

蘭溪道隆(らんけい どうりゅう、嘉定6年(1213年) - 弘安元年7月24日1278年8月13日))は、鎌倉時代中期の南宋から渡来した禅僧大覚禅師。俗姓は冉、名は莒章。法諱は道隆。号は蘭渓。涪州涪陵県蘭渓邑(現在の重慶市涪陵区藺市鎮)の出身。大覚派の祖。無明慧性の法嗣、建長寺の開山。


注釈

  1. ^ 村井(2004)p.74
  2. ^ なお、同じく蘭渓道隆賛の「達磨図」(向嶽寺蔵)も朗然居士に与えられている。
  3. ^ 経行とは座禅中に足の疲れと睡魔を払うため、静かに歩いて精神を調える所作のこと。

出典

  1. ^ a b 村井(2004)pp.67-89
  2. ^ 村井(2004)p.74
  3. ^ 村井(2004)p.79
  4. ^ 建長寺創建750年記念 鎌倉 禅の起源』展図録 36,196,221頁、東京国立博物館、2003年。
  5. ^ 浅見龍介 「蘭渓道隆の頂相 ―建仁寺西来院調査報告を中心に」(村井章介編 『東アジアのなかの建長寺-宗教・政治・文化が交叉する禅の聖地』 勉誠出版、2014年11月18日、pp.180-185、ISBN 978-4-585-22101-2)。
  6. ^ 指定文化財|県指定有形文化財|性西法身像 蘭渓道隆像 明極聰愚像 - 宮城県公式ウェブサイト
  7. ^ a b c d 中田勇次郎「日本7 鎌倉II」(『書道全集 第19巻』平凡社、新版1971年(初版1966年)pp..153-154
  8. ^ 中西慶爾編『中国書道辞典』(木耳社、初版1981年)
  9. ^ a b c d 新川晴風 飯島春敬編『書道辞典』(東京堂出版、初版1975年)
  10. ^ 峯岸佳葉「墨跡について」(角井博監修『決定版 中国書道史』芸術新聞社、初版2009年)ISBN 978-4-87586-165-2


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