薬力学的相互作用
【概要】 二つの薬を併用すると、一方がもう一方の働きを強めたり、弱めたりすることがあり、これを相互作用という。相互作用は薬の作用不足や作用過剰(副作用)につながる可能性がある。このメカニズムは二つあり、薬の濃度を変えてしまうメカニズムを薬物動態的相互作用という。一方、薬の血中濃度には関係がなく、個々の薬物の薬理作用によって、薬どうしで相乗的または相加的な薬理作用の増強が起こる。また、受容体レベルで拮抗して作用が減ることもある。これが薬力学的相互作用である。

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