著名な御製
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 09:23 UTC 版)
明治天皇は和歌を好み、多くの御製(読み:ぎょせい、天皇の自作和歌)を遺している。その数は、九万三千首余り といわれる。 よきをとり あしきをすてて外国(とつくに)に おとらぬ国となすよしもがな よもの海 みなはらからと思ふ世に など波風のたちさわぐらむ 日露戦争直前に戦争回避と平和を望んだこの御製はのちに、孫の昭和天皇が1941年(昭和16年)、日米開戦の回避を切望するにあたり御前会議で閣僚・陸海軍首脳らの前で発言することで有名にもなる。 しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける わが國は 神のすゑなり 神まつる 昔の手ぶり 忘るなよゆめ 目に見えぬ 神にむかひて はぢざるは 人の心の まことなりけり
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