萩原健一降板と事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 04:35 UTC 版)
撮影当初、今井郷役は萩原健一だったが、途中降板となった。降板の理由は、萩原が求めた本読みとリハーサルを秋吉久美子がイヤがり、監督の根岸もスタッフも、女優を説得できなかったことが主因だった。この降板により、製作側は萩原に前払いした出演料の半額を返還するように求めたが、萩原は「一方的に降板させられた」として返還を拒否し、また出演料全額の支払いを要求した。そして2004年6月、萩原は酒と睡眠薬で泥酔状態でプロデューサーの岡田裕に電話をかけ、伝言を留守番電話に入れた。 萩原健一自身が著書で認めている通り、彼は2005年2月に恐喝未遂容疑で逮捕され、6月に東京地裁で懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を受けた。
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