荒見崎浦右エ門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 17:03 UTC 版)
荒見崎 浦右エ門(あらみざき うらえもん)は、出羽国出身で伊勢ノ海部屋に所属していた江戸時代の大相撲の第63代大関。出身地は出羽国の中で、現在の山形県酒田市に相当する場所ではないかと言われている。番付上は「奥州」頭書。
安永9年(1780年)春場所(3月)、西大関として大相撲入りしたが、取組には登場せず全休した。次の同年冬場所(10月)は東前頭3枚目まで陥落し、大戸嶋 浦右エ門(おおとしま うらえもん)と改名したものの、取組にはやはり全く出場しないまま、僅か2場所で引退してしまった。
主な成績
- 通算成績:0勝0敗16休
春場所 | 冬場所 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1780年 | 西大関 0–0–6 |
東前頭3枚目 引退 0–0–10 |
||||
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
出典
- 「相撲」編集部編 編『大相撲人物大事典』ベースボールマガジン社、2001年。
関連項目
外部リンク
- 荒見崎浦右エ門のページへのリンク