荒垣内摂社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:40 UTC 版)
※「荒垣」とは本殿鎮座地の四囲にめぐらした石垣と塀で、大社ではこの内側をいわゆる「境内」としている。 本殿瑞垣内 大神大后神社(御向社、みむかいのやしろ) - 式内名神大社(同社坐大神大后神社)。大国主の正后・須勢理毘賣命を祀る。 伊能知比賣神社(天前社、あまさきのやしろ) - 式内社(同社坐伊能知比賣神社)。大国主が亡くなったときに蘇生を行った蚶貝比賣命・蛤貝比賣命を祀る。 神魂御子神社(筑紫社、つくしのやしろ) - 式内社(同社坐神魂御子神社)。大国主の妻で宗像三女神の一柱、多紀理毘賣命を祀る。 門神社(もんじんのやしろ) - 廻廊八足門内の両側にあって本殿を守護する宇治神(東)・久多美神(西)を祀る。 本殿瑞垣外 出雲神社(素鵞社、そがのやしろ) - 式内社。父(または祖先)の須佐之男命を祀る。本殿の真後ろ、八雲山との間に唯一鎮座する社。 釜社(かまのやしろ) - 素戔嗚尊の子の宇迦之魂神を祀る。 氏社(うじのやしろ) - 2つあって、出雲国造家祖神の天穂日命(北)と17代の祖で出雲氏初代の宮向宿彌(南)を祀る。御神座は本殿のある東を向いて、西を向いた主祭神に対面するようにしつらえてある。 十九社(じゅうくしゃ) - 東西に2つあって八百万神(やおよろずのかみ)を祀る。神在祭の際、神々の宿舎となる。
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