草木灰
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草木灰(そうもくばい)とは、草や木を燃焼させた後の灰である。カリウム(草木灰には炭酸カリウムが多く含まれる。)と石灰分を含む肥料になる。水溶性のカリウムが多く即効性がある。
肥料成分は灰にした植物により異なり、木灰ではカリウム7%、石灰分20%程度、ワラ灰ではカリ6%、石灰分2%程度である。落葉、枯草、ワラなどを燃焼させれば自給できるが市販品もある。
強いアルカリ性なので使い過ぎによる土壌のアルカリ化に注意を要する。また、硫安、過リン酸石灰など草木灰と混用できない肥料もあるので、混用する前に各肥料のラベルや説明を確認すべきである。
日本では鎌倉時代より使用されている。
関連項目
草木灰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 08:07 UTC 版)
草や木を空気中で燃焼させたもの(塵芥灰を除く)、または稲藁、籾殻、おが屑等を低温燃焼させたもの。空気を遮断して焼いたものは木炭である。燃焼による揮散で窒素成分を含まない。加里成分を高濃度で含む他、石灰、ケイ酸などを有しアルカリ性である。
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「草木灰」の例文・使い方・用例・文例
- 草木灰を熔媒とした釉
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