苦闘の4歳初旬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 04:01 UTC 版)
4歳になっての始動は1月のフロリダからであった。初戦のパームビーチハンデキャップ、および2戦目のセミノールハンデキャップでは、休養中に増えた体重も原因して、前年末に破ったインテンショナリーにどちらも2着に敗れている。続くワイドナーハンデキャップの前にインテンショナリーが引退したが、127ポンド(約57.6キログラム)を背負ったキャリーバックは、7ポンド少ない斤量のヨーキーという馬にクビ差で敗れ、またしても2着に終わった。 その後もハンデキャップの差が響いたと見られる負けを、キャリーバックは何度も経験した。同年4戦目のニューオーリンズハンデキャップでは129ポンド(約58.5キログラム)を背負って16ポンド差の軽ハンデ馬2頭に先着され、ガルフストリームパークハンデキャップ(斤量126ポンド)では再びヨーキー(121ポンド)と、さらに軽量のジェイフォックス(112ポンド)にも敗れる3着であった。 同年初勝利を手にしたのは6戦目、4月20日に迎えたアケダクト競馬場での一般競走であった。ここで5馬身差をつけて楽勝したのち、再びグレイラグハンデキャップでハンデキャップ競走に挑むが、やはり斤量差に泣き、10ポンド軽いアンビオポイズの2着に敗れた。
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