苦戦の春・夏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 03:25 UTC 版)
「オンスロート (競走馬)」の記事における「苦戦の春・夏」の解説
明けて4歳となったオンスロートは、全日本三歳優駿に引き続き浦和のニューイヤーハンデを大差勝ち。いったん休養に入って春の重賞戦線へと備える。ところが、復帰戦のB級戦でオンスロートは9着と大敗してしまう。もともと爪が脆く強い調教ができなかったこともあり、ここからオンスロートは不調が続くこととなる。次走は同世代が相手に戻った重賞・大井盃だったが、冬の間にメキメキと頭角を現したダイサンコトブキに敗れて3着。古馬のオープン戦でアオヤギホープの2着したのち臨んだ大一番の春の鞍でも、やはりダイサンコトブキとの叩き合いに歯が立たず、2馬身遅れの2着に終わった。古馬重賞への初挑戦となった大井記念でも、いいところがないままエータイムの7着となっている。 再び休養を挟み、8月末の大井開催にてオンスロートは復帰を果たす。ここは準重賞のスプリンターハンデへと出走したが、ここではアングロアラブの怪物センジユが立ちふさがった。オンスロートの48キロに対し49キロの斤量を背負っていたにもかかわらず、センジユはオンスロート相手の叩き合いにまったく譲るところがない。オンスロートからすれば、アングロアラブを相手にアタマ差敗れるという屈辱的な結果となってしまった。
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