芸風・主なネタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 21:35 UTC 版)
「あした順子・ひろし」の記事における「芸風・主なネタ」の解説
漫才でふたりは夫婦のような役回りを演じた。恰幅のよい順子が亭主を尻に敷く猛妻のような貫禄を漂わせ、痩身のひろしは妻に頭が上がらぬ蚤の亭主のようにたたずんだ。順子が大声で一方的にまくし立てたりひろしを張り倒したりし、弱々しいひろしが狼狽する滑稽な構図は、幅広い世代から支持された。 「間」で勝負する芸風で、矢継ぎ早なしゃべくりが主体の東京漫才では異色であった。 時事を扱ったネタを得意にした。マイケル・ジャクソン死去時はひろしの「暗闇の歩き」のような珍妙なムーンウォークで演芸場内を沸かせた。テレビドラマ『アテンションプリーズ』が人気だった頃には「アテンション、ブー」で始まる航空ネタを展開し、パラパラ、マツケンサンバ、モーニング娘。、ヒロシ(ひろしが物真似をする)、羞恥心などもギャグに変えた。 芸歴を活かし、奇術やコントも披露した。
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