芸能、絵画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 21:54 UTC 版)
祈願の時には楽器が演奏され、歌唱と踊りを専門とする者もいた。当時の楽器は太鼓、シンバル、ラッパ、角笛などがあり、奏者は三宝奴隷が主であったが、楽器の演奏を生業とする芸人も存在していた。彼ら芸人の姿は寺院内の仏教壁画でも確認することができる。仏教壁画は寺院内部の定位置に描かれ、テーマは仏教にまつわる事象の他に鳥獣、植物の模様、幾何学模様などが主だった。王朝末期のチャンシッター・オンミン内部の壁画には、ビルマに襲来したモンゴル軍と元朝の大ハーンクビライの姿を描かれており、危機に瀕していた当時の王朝の様子がうかがえる。
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