花子 (狂言)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 16:01 UTC 版)
花子(はなご)は、狂言の演目。
大蔵流と和泉流に伝えられる聟女狂言であり[1]、披きに用いられる演目。 明治時代になって歌舞伎にも松羽目物として取り込まれ、六代目尾上菊五郎・七代目坂東三津五郎・初代中村吉右衛門らによって『身替座禅』として演じられた[2]。
登場人物
- シテ:夫
- アド:妻
- アド:太郎冠者
あらすじ
先年、男(夫)は東国に下った際に美濃国・野上の宿で花子という遊女の馴染みとなった。上京してきた花子から会いたいという手紙を受け取った男は、妻の目をごまかすために「一晩籠って座禅をする」振りをして太郎冠者に身代わりを押し付け逢瀬に向かう。夜、様子を見に来た妻は身代わりとなっている太郎冠者を見つけて激怒し、太郎冠者と入れ替わって座禅衾に籠った。
夜明け前、戻ってきた男は籠ったままの太郎冠者に向かって昨夜の逢瀬の様子を詳しく聞かせたのち、再び入れ替わるために座禅衾を捲るがそこには全てを聞かされた妻が・・・
出典
参考文献
- 小林責 監修『あらすじで読む名作狂言50』世界文化社、2005年 ISBN 4-418-05219-4
外部リンク
「花子 (狂言)」の例文・使い方・用例・文例
- ボブは花子とペアを組んだ
- 花子はパーティーに行くと言っていた
- 花子ちゃんとあたしが返事をする
- 花子は父の遺産について相続放棄するつもりだ。
- 花子は5人の中で一番背が高い。
- 今花子は寝ていますか?
- 花子はピアノを弾くことが上手である。
- 太郎と花子は今プールで泳いでいます。
- その象たちの名前は、ジョン、太郎、花子。
- 花子と私は去年一緒のクラスにいました。
- 花子は腹を決めた。
- 花子は人目でスポーツカーを気に入った。
- 花子ははじめてテレビに映った。
- 花子に挑戦させます。
- あなたの名前は花子ですか?
- あなたと花子は仲の良い友達ですか?
- 花子と私は去年同じクラスにいました。
- 花子は去年私のクラスメートでした。
- 花子にとって朝食を作ることは簡単だ。
- 花子は今働いています。
- 花子_(狂言)のページへのリンク