良一郎の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:08 UTC 版)
「風の市兵衛シリーズの登場人物」の記事における「良一郎の関係者」の解説
良一郎(りょういちろう) 渋井とお藤の間に生まれた息子。15歳。8歳の時に両親が離婚してしばらくお藤の実家で過ごした後、母の再婚に伴って文八郎と同居を始める。やがて仲間とつるんで賭場に出入りするようになり、ほとんど家に寄りつかなくなってしまった。 遊び仲間の賢右衛門の姉、理緒に惚れてしまい、母の箪笥からくすねた金で客として揚ろうとした。その際、中馬が理緒を斬ろうとしているのを目撃し、簪を投げつけた。そして、理緒の願いによって市兵衛を、さらに市兵衛の依頼で宗秀を呼びに走った。 事件解決後には身請けすると言って母を驚かせた。 お藤(おふじ) 渋井の元妻。7年前に離婚して実家の扇子問屋に戻り、その1年半後に文八郎と再婚した。ぐれてしまった良一郎に手を焼き、父親として何とかするよう渋井に強引に詰め寄った。後に良一郎が理緒を身請けすると言い出すと、事情を知らない渋井の元に再び怒鳴り込んできた。 文八郎(ぶんぱちろう) 本石町の扇子問屋「伊東屋」主人。お藤の再婚相手。良一郎のことは跡取りにすると決めているが、どのように接していいか戸惑っている模様。 お常(おつね) お藤と文八郎の間に生まれた娘。4歳。お藤そっくりの物言いをする。 杉作(すぎさく) 太吉(たきち) 良一郎の遊び仲間で、いずれも17歳。
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