航空力学における造波抵抗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/01 15:07 UTC 版)
「造波抵抗」の記事における「航空力学における造波抵抗」の解説
造波抵抗の概念は、水類似によって拡張され、大気中を飛行する航空機においても適用される。飛行速度が音速に達する場合、大気の圧縮により衝撃波が形成され、それにより造波抵抗が発生する。航空機における造波抵抗は、その値が音速付近で急速に増大するため、音速前後で発生するその他の問題(境界層剥離など)も含めて「音の壁」「音速の壁」と呼ばれることもある。 この場合、速度を表す無次元数にはフルード数の代わりにマッハ数が用いられる。
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