興行権移譲と法人解散
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 16:24 UTC 版)
「ドリームステージエンターテインメント」の記事における「興行権移譲と法人解散」の解説
2007年3月27日、UFCを主催するズッファ社のオーナー、ロレンゾ・フェティータが設立した新会社「PRIDE FC WORLDWIDE」に、PRIDEの興行権が移管されることが発表された。4月8日のPRIDE.34がDSEとしての最後の興行となった。ハッスルについても4月24日に新たに設立された別会社ハッスルエンターテインメントに営業権を譲渡することが正式に発表された。DSEは榊原が社長退任、4月17日の臨時株主総会で法人の解散を決議した(なお、2006年3月期末で234,440千円の債務超過であったが、2006年3月期に332,814千円の当期損失を計上しており、DSEの経営がこの1年で急激に悪化したことが窺える)。榊原によれば、ロレンゾ・フェティータと結んだ契約にはPRIDEの継続が条件として含まれていたというが、新体制では一度も大会が開かれずに、2007年10月4日、PRIDE FC WORLDWIDE 日本事務所の解散と運営スタッフの解雇がなされたことが報道された。10月10日にPRIDE FC WORLDWIDE はDSE元役員の協力不足で大会開催が不可能になったことを東京事務所閉鎖の理由として説明した。2008年2月になって、フェティータ側は榊原が資産評価や身元調査に協力しなかったなどとして、DSEや榊原らをアメリカで民事提訴したことが報じられた。
※この「興行権移譲と法人解散」の解説は、「ドリームステージエンターテインメント」の解説の一部です。
「興行権移譲と法人解散」を含む「ドリームステージエンターテインメント」の記事については、「ドリームステージエンターテインメント」の概要を参照ください。
- 興行権移譲と法人解散のページへのリンク