自衛艦での運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 13:55 UTC 版)
「おおすみ型輸送艦 (2代)#医療機能」も参照 スマトラ島沖地震国際緊急援助隊派遣後の2005年6月、おおすみ型輸送艦「しもきた」の車両甲板上に野外手術システムを展開する技術試験を行った結果、複数の野外手術システムの展開が可能とされ、災害時におおすみ型輸送艦を病院船として活用することになった。2006年度以降、野外手術システムの電源を艦内から取るための艦内改装工事が行われ、2013年8月には、「しもきた」に陸上自衛隊の野外手術システム(コンテナ式医療モジュール5つ)を搭載し、災害派遣医療チーム(DMAT)やドクターヘリとも連携して、病院船(医療モジュール搭載船)の実証訓練が行われた。 また2015年9月には、西部方面衛生隊の保有機材をうらが型掃海母艦「うらが」の艦上に展開しての協同訓練が行われ、運用の適合性が確認された。
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