臨床検査におけるAST
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 00:45 UTC 版)
「アスパラギン酸アミノ基転移酵素」の記事における「臨床検査におけるAST」の解説
逸脱酵素としての性質から、肝機能障害の程度を評価する目的で血清中のAST濃度測定が行われる。ただし、肝障害のマーカーとしては、肝細胞が破壊し尽くされるとむしろ流出量は低下する点と、肝臓以外の障害(心筋梗塞や溶血性貧血)でも上昇しうる点に留意すべきである。肝臓に特異的という点では、ALT(GPT)も同時に評価することが有用となる。
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