臓器特異性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 22:37 UTC 版)
毒素作用の臓器特異性は細菌の侵入経路、毒素受容体の分布、標的分子の分布などによって決まる。臓器特異性の強い毒も知られており腸管毒(エンテロトキシン)、神経毒、心臓毒、腎臓毒、皮膚毒と言われることがある。腸管毒には腸管上皮細胞を刺激して分泌を亢進させるcytotonicな作用をもつ毒素と腸管上皮細胞を障害するcytotoxicな作用をもつ毒素に分けることができる。神経毒には破傷風毒素やボツリヌス毒素が知られる。
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