脊髄固有系の制御
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/28 05:53 UTC 版)
脊髄内にある介在ニューロンが、軸索によって各髄節間を、上行性・下行性ともに様々な距離で形成する連絡網を脊髄固有路という。これが脊髄内で自動性をもった独立機能系として姿勢・運動の協調性に役立っている。脊髄固有路の調節は、筋紡錘二次終末や皮膚・屈曲反射の感覚線維と上位中枢からの入力によって最終共通路で統合される。また、サイズの原理によって姿勢の安定性や運動の巧緻的制御が行われている。
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