脇田信号場
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脇田信号場 | |
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南大塚側から(2009年9月)
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わきた Wakita |
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◄SS28 南大塚 (2.7 km)
(0.9 km) 本川越 SS29►
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所在地 | 埼玉県川越市 |
所属事業者 | 西武鉄道 |
所属路線 | ■新宿線 |
キロ程 | 46.6 km(西武新宿起点) |
ホーム | なし、2線→1線 |
開業年月日 | 1969年(昭和44年)9月26日 |
備考 | 単複境界 |
脇田信号場(わきたしんごうじょう)は、埼玉県川越市にある西武鉄道新宿線の信号場[1]。
歴史
1980年(昭和55年)3月12日[2]、西武新宿線南大塚駅~本川越駅間のうち南大塚側2.7キロメートル(km)[3]区間の複線化にともない、中間に脇田信号所[注釈 1]が新設された[5]。
翌1981年9月には、本川越駅まで600メートルの光ファイバーケーブルが敷設され、当信号所にモニタカメラが設置された[6]。
構造
当信号場より南大塚駅側2.7 kmが複線、本川越駅側0.9 km[3]が単線となり、JR東日本川越線と東武東上線をガードでくぐる[7]。
西武鉄道は当信号場 - 本川越駅間0.6 kmの複線化認可[8]を得ているが、JR線・東武線の下は道路2車線分と線路1本分の幅しか確保できない状況にある。これは1914年に東上鉄道(現在の東武東上線)が建設された当時の橋脚が現存しており、これが埼玉県の近代化遺産に指定されていて用地確保の困難となっているためであり、複線化実現の見通しは立っていない。過去には、当信号場付近に新駅を設置する計画があったが、市民の反対等により、実現しなかった。
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配線図。A:本川越 B:南大塚
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ 西武鉄道 2023, p. 16.
- ^ 西武鉄道 2023, p. 89.
- ^ a b c 若山博「民鉄の窓 第15回 わが社のサービス ―二十一世紀の鉄道を目指して」『交通公論』第150巻、交通公論社、1993年11月、32頁。
- ^ 西武鉄道, p. 16.
- ^ 岸副義比古「民鉄の信号・通信設備」『電気鉄道』第34巻第7号、1980年7月、40頁。
- ^ 横山亨「民営鉄道における光通信設備の現状について」『鉄道通信』第35巻第4号、鉄道通信協会、1984年4月、11頁。
- ^ 宮脇俊三、原田勝正 編『鉄道の旅:全線全駅 11(東日本の私鉄)』小学館、1982年4月、84頁 。
- ^ 国土交通省関東運輸局 (2024年3月31日). “線増工事” (PDF). 2025年5月21日閲覧。
参考文献
- 西武鉄道株式会社広報部: “会社要覧2023” (PDF) (2023年10月). 2025年5月21日閲覧。
関連項目
- 脇田信号場のページへのリンク