能登下村藩とは? わかりやすく解説

能登下村藩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/04 17:45 UTC 版)

能登下村藩(のとしもむらはん)は、江戸時代前期の徳川綱吉の時代に短期間、能登国に置かれた。1689年、改易処分を受けた信濃高遠藩鳥居家の継嗣・鳥居忠英に1万石が新たに与えられて成立。鳥居忠英は1695年に近江水口藩に加増のうえ転出したため、6年で廃藩となった。


注釈

  1. ^ この二人は従兄弟の関係にあった[5]という説がある(この説については土方雄久参照)。
  2. ^ 現在の七尾市域には、近世に「下村」と呼ばれた村が2つある。陣屋が置かれた下村は七尾市徳田地区の現「下町」である[8]。田鶴浜の南にあった下村は近代に鹿島郡内での重複を避けるため「西下村」と改名しており、平成の大合併に際して田鶴浜町・七尾市などが合併したため七尾市西下町になっている。

出典

  1. ^ 高井勝己 2005, p. 55.
  2. ^ 『藩と城下町の事典』, p. 235.
  3. ^ 高井勝己 2005, p. 61.
  4. ^ a b c d e f g 高井勝己 2005, p. 58.
  5. ^ a b c d e f g h i j k 『旧室木家住宅総合調査報告書』, p. 6.
  6. ^ 山崎村(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2022年11月29日閲覧。
  7. ^ 佐々木一. “越中国布市藩”. 歴史こばなし. 三重県菰野町. 2022年12月11日閲覧。
  8. ^ a b c 下村(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2022年11月29日閲覧。
  9. ^ 高井勝己 2005, pp. 58, 61.
  10. ^ a b 『旧室木家住宅総合調査報告書』, p. 7.


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