能条純一とは? わかりやすく解説

能條純一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/30 09:45 UTC 版)

能條 純一
本名 能條 純一[1]
生誕 (1951-01-22) 1951年1月22日(74歳)
日本東京都墨田区
国籍 日本
職業 漫画家
受賞 第42回(平成8年度)小学館漫画賞(『月下の棋士』)
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能條 純一(のうじょう じゅんいち、本名同じ[1]1951年昭和26年)1月22日[1] - )は、日本漫画家東京都墨田区出身[2][1]。男性[1]血液型はB型。

概要

クールでシャープな描線、タッチが特徴的な絵柄の作家である。見せ所は、主に男の美学。

1971年(昭和46年)、『COM』の読者投稿コーナー「ぐら・こん」に『錯乱』で佳作入賞。漫画家としてのデビュー後、1980年代中期までは『漫画エロトピア』『エロトピアデラックス』(ワニマガジン社)を中心に、成人向けの劇画作品を発表していた。

1985年から『別冊近代麻雀』(竹書房)で連載した『哭きの竜』で注目され、1987年には『コミックモーニング』(講談社)で『翔丸』を連載。『近代麻雀オリジナル』連載の『プロ』で注目され、『コミックモーニング』で『アクター』を連載したかわぐちかいじと同じ経路でメジャー作家となった。

1996年平成8年)、『月下の棋士』で第42回(平成8年度)小学館漫画賞受賞[1]

『月下の棋士』は2000年(平成12年)、森田剛主演によりテレビ朝日にてテレビドラマ化された。

『哭きの竜』や『翔丸』に代表される、クールな主人公が登場する乾いた雰囲気の作品から、『プリンス』『ずっこけ侍ミケランジロウ』などの軽妙な人情モノの両極な作風が特徴で、『月下の棋士』や『昭和天皇物語』はその中間の作風と言える。古屋兎丸が作画を担当した短編漫画『何を切る!?』では、『哭きの竜』のパロディーギャグ漫画の原作を担当した。

ネームは描かず、最初から原稿に描くので、ペン入れをした後でボツになることもあったという[3]

作品リスト

テレビアニメ

その他

  • 何を切る!?(原作担当、作画:古屋兎丸、「Wsamarus2001」収録)

脚注

  1. ^ a b c d e f 能條 純一(漫画家)”. マンガペディア. 2021年10月27日閲覧。
  2. ^ 日本漫画学院Webインタビュー [リンク切れ]
  3. ^ フィルムアート社「漫画編集者」江上英樹

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