肱陽塾のパッチを当てる方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 16:37 UTC 版)
PC-9800シリーズ用MS-DOSのシステムディスクに愛媛県の学習塾である肱陽塾(こうようじゅく) が販売していたパッチを当てることで、文豪ミニ7シリーズ用のMS-DOSシステムディスクを作成することができた。MS-DOS汎用のソフトウェアである、LHarc(LHAの前身)や PKZIPなどのユーティリティのほか、MS-C 5.10やTurbo Pascal Ver.3といった開発環境も、文豪ミニ7シリーズのMS-DOS上で動作した。 これらの環境によって、文豪ミニ7シリーズ上でもソフトウェアの開発が可能となり、ミニ7専用のソフトウェアも多数制作・公開された。このパッチでは、ANSIエスケープシーケンスが実装され、日本語入力に関してはワープロ機能用として内蔵されているFEPを呼び出すことができた。また、MS-DOS上から内蔵のプリンタを使用するためのプリンタドライバも付属していた。 ハードウェア面でも解析が進められ、SCSIインタフェースを製作して外部ハードディスクなどを増設することも可能であった。
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