肩の天使
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 09:29 UTC 版)
詳細は「良い天使と悪い天使」を参照 "Shoulder angel(肩の天使)"とは、アニメやコミック・ストリップ(時にはテレビの実写版でも)において、ドラマチックまたはユーモラスな効果として使用されるプロット・デバイスである。天使は良心を表し、誘惑を表す肩の悪魔"Shoulder devil"を伴うことが多い。登場人物の心の葛藤を簡単に表現するのに便利である。通常、天使は右肩(または近くにホバリングし)に描かれ、悪魔は左側に描かれる。これは、左側が伝統的に不誠実さや不純さを表すからである(「言語における左利きの負の関連(英語版)Negative associations of left-handedness in language」を参照)。 葛藤の中心にいる人物に肩の天使と悪魔が話しかけ相談するというアイデアは、プラトンの馬車の比喩やフロイトの精神分析における「エス」「自我」「超自我」などを含む昔から豊富に存在したアイデアを受け継いだ、もともと一つであった精神が分割されたことで三者三様の見方を示すことになるというアイデアであると言える。
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