肉のコンフィ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 10:09 UTC 版)
食肉をコンフィに加工する場合、油脂に素材を浸し、揚げ物にするよりも低い温度でゆっくりと加熱して調理する。 ガチョウのコンフィ(コンフィ・ドワ、confit d'oie)およびアヒルのコンフィ(コンフィ・ド・カナール、confit de canard)は、通常これらの鳥の脚で作る。肉に塩とハーブをまぶして油脂の中で低温で加熱した後、そのまま冷やして凝固した油脂の中で保存する。七面鳥や豚肉でも同様である。肉のコンフィは南西フランス(トゥールーズ、ドルドーニュ県など)の料理で、カスレなどと共に供される。現在ではコンフィは贅沢な料理と考えられているが、元々は冷凍技術のない時代に肉を保存する手段として始められた。
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