美術理論の制度化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 15:48 UTC 版)
「王立絵画彫刻アカデミー」の記事における「美術理論の制度化」の解説
コルベールが開始した毎月のアカデミー講演会では、国王のコレクションから選ばれた1点の絵画作品を対象にして公開の講義と討論を行った。アカデミー・フランセーズが言語の領域で公的な規範整備をすすめていたのにならって、視覚芸術において公的な基準を生み出すことが目的だった。「色彩論争」のような絵画理論をめぐる重要な討議がここで行われたほか、歴史画を頂点として肖像画・静物画・風俗画を下位に置く絵画の序列化も、ここで進められた。
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