署名・批准および発効
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 06:19 UTC 版)
「英中共同声明」の記事における「署名・批准および発効」の解説
1984年9月26日、中英両国は北京で共同声明と三つの付属書の草案に署名した。1984年12月19日、両国は北京人民大会堂の西大庁で正式に声明に署名した。中国の代表は趙紫陽国務院総理、鄧小平中央軍事委員会主席、李先念国家主席であり、イギリスの代表は首相マーガレット・サッチャーと外務・英連邦大臣ジェフリー・ハウだった。英中共同声明の署名は、イギリスによる香港統治の終結と中華人民共和国の香港に対する主権の回復及び香港特別行政区の成立を決定づけた。署名の後に趙紫陽とサッチャー首相はそれぞれ発言し、両国が交渉で平和裏に香港問題を解決したことを高く評価した。 1997年7月1日、英中共同声明での規定により、香港は中国に返還された(香港返還)。ここに、イギリスによる香港統治は155年に及び終了した。
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