編集部の方針と潮文社新書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 13:38 UTC 版)
編集部は企画・編集を進めるうえで、固定化された常識などに囚われずに世の中や生き方を考えていこうという姿勢を重要視していた。一般教養書の出版社として文系の様々な分野に関わる書籍を出した。政治・経済・社会分野の他、健康に関する書籍も多数あるが、生き方を真摯に考えることに繋がる、人生・宗教・文化に関する書籍には力を入れていた。新書判のシリーズとしては、「潮文社新書」シリーズと「潮文社リヴ」シリーズがあった。「潮文社新書」シリーズは、「現代人の詩と叡智」をキャッチフレーズとして真摯に人生と向き合う本が多かった。一方、「潮文社リヴ」シリーズでは気軽に読める実用書などを扱った。このシリーズでは様々な健康書も扱った。潮文社の初期に出されたハードカバーの書籍で、後に「潮文社新書」シリーズに組み込まれるものも多かったが、『山頭火著作集』の場合は、一般読者が気軽に手に取れるように最初から「潮文社新書」として出された。
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