緊急警報信号の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:31 UTC 版)
緊急警報放送の開始・終了の際に使用される緊急警報信号には第1種開始信号、第2種開始信号、終了信号の3種ある。 第1種信号は 各自治体(都道府県、並びに市区町村)の首長から避難指示や緊急安全確保の発動がなされた場合などに送信される(第1種、第2種ともに約16秒間鳴らされる)。 第2種信号は (大)津波警報が発表された時のみ送信される。第1種信号は強制的に動作するが、第2種信号は受信側で動作させない設定が可能である(特に海岸や川の河口からはるかに離れている地域や内陸の地域)。 終了信号は、第1種開始信号や第2種開始信号が送信された場合、すみやかに送信される(概ね10分以内。信号音は2秒間で4回鳴らされる)。 試験信号は、終了信号と同一であるが、開始信号を送信することなく終了信号のみが送信された場合を意味する。試験信号は受信機が正常に動作するかを確認するための信号である(事実上、緊急警報放送の定期放送ともされている)。
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