綱引き(嘉陽)
綱引き (嘉陽)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/18 10:10 UTC 版)
Jump to navigation Jump to search綱引き(つなひき)は、沖縄県名護市嘉陽で行われている年中行事である。現地ではホーイヤジナ又はチナピキと呼ばれる。
概要
毎年旧暦の6月26日前後に五穀豊穰や集落の繁栄を祈って開催される。 当日の午前中に綱引きで使用する綱を打ち、夕方頭に藁を巻いた人々が浜で東西に分かれて一回勝負の綱引きをおこなう。綱引きが終わると、その綱で円を描いて土俵を作り、相撲などをして楽しむ。綱引きが始まる一時間ほど前には景気づけのために三線や太鼓、ホラ貝が鳴らされる。
以前は住民のほとんどが稲作を営んでいたため、綱の材料は各戸からその家族分の束数を徴収していた。しかし嘉陽での稲作の衰退により、材料である藁を集めるのが難しくなったため、現在ではロープを使用したり他から藁を買ったりということも多くなっている。
参考文献
- 名護市史編さん委員会(編) 『名護市史』 名護市役所〈本編8 芸能 資料編〉、2012年5月15日。NCID BB12020017。
- 名護市教育委員会文化課 市史編さん係 『久志地区の芸能・2』 名護市役所、2006年3月31日。
「綱引き (嘉陽)」の例文・使い方・用例・文例
- 先週の水曜日は地元で綱引きがありました。
- これは綱引きをしている様子です。
- 私たちは綱引きをした。
- あなたのチームが綱引きに勝ったのですか。
- 「委員長、後は何を運ぶんだっけ?」「得点板と大玉もう一個、綱引きの綱」
- 国会の動きはこの問題をめぐる与野党間の政治的綱引きとなった。
- 綱引きでは二つのチームが綱の両端を引き合う.
- 綱引きという,綱を引き合う競技
- 人々は山車につながれた綱を綱引きのように懸命に引っ張った。
- 綱引きはたくさんの国で人気の種目です。
- バスクの伝統的な競技である綱引きを含む,さまざまな催しが子どもたちのために用意されます。
- 子どもたちが飛行機と綱引き
- 9月13日に成田国際空港で,小学生とその保護者が最新鋭の飛行機「ボーイング787」と綱引きをした。
- チームは,綱引きやいす取りゲーム,タイヤ転がし競争などいくつかの種目でお互いに競い合います。
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